ゆえの日常生活と創作小話。
『狼親子物語(BLEACH)』更新!
2007年08月11日 (土) | 編集 |
夏企画『狼親子物語(BLEACH)』更新です!

ばれたら、やばいですよね?

ばれないようにする為には、如何したら良いのでしょうか?(笑)

とうとう、ご対面です・・・!


・・・風が涼しいなあ(笑)
【狼親子物語/僕らの不思議な時間旅行・7】



ほんの少しの空腹から、開放され

身体が、安心し始めたのか、つい、うとうとと・・・

寝てしまいそうになる意識を

何とか、堪えようとしていた時

ウルキオラが、何かを思い出したように

修矢君に向かって、言いました・・・。

「修矢、其の頬の刺青・・・隠した方が、良くないか?」

突然名前を呼ばれ、落ちそうだった意識が急に戻り

え・・・?っと、なってしまい

思わず、修矢君は「な、何?」と、聞き返します。

ウルキオラは、もう一度同じ事を、彼に言いました。

ウルキオラの言葉に、修矢君は、そっと、頬に手を当てます。

「何でだよ、ウルキオラ・・・。」


何で、隠す、必要が在るんだよ・・・?!


グリムジョーが、納得がいかない顔で

彼に聞き返せば、ウルキオラは

二人の視線を、真っ直ぐに受け止めながら

「此処が、如何なってるのか、よく判らないだろう?」


念の為にだ・・・。


其の言葉に、二人は、何も云えなくなり

修矢君は、ウルキオラの言葉にも、一理在ると思い

勝手知ったる、ツリーハウスなのだから

何処に、救急箱、伴奏子が在るか

場所を探し当てると、其の中から、二つ程取り出し

一つは、自分の頬に貼っていき

もう一つは、眠っている、薫君の頬に

貼ってやるのでした。

其れから、子供達は、疲れが、一気に出て来たのか

やがて其々、眠りに就いてしまうのでした。





薫君は、むにゃっと、起き上がり、周りを見回します。

隣には、寝息を立てている、修矢君がいて

少し離れた場所には

グリムジョーと、ウルキオラの二人が眠っています。

薫君は、目許を、ゴシゴシと擦りながら

眠っている、修矢君を、起こそうとします・・・。

「にーに・・・にーに・・・おっきーして。」

ゆさゆさと、身体を揺さぶっても

修矢君は、全く、気が付きません・・・。

すうすうと、眠ったままです。

薫君は、むうっと、口許を膨らませ

「にーに・・・おきゆの!!」

ぺちぺちと、今度は、頬を叩きますが

一向に起きる、気配は在りません・・・。

薫君は、修矢君が起きないと、判ったのか

今度は・・・

てとてとと歩き、同じく眠っている

二人の傍に行き、起こそうとした、其の時でした・・・。

人の上がって来る音がしても

彼らは、気が付いていませんでした・・・。

控えめな音をさせながら、扉が開かれ

見慣れている筈の部屋の中は

見知らぬ、子供達がいました・・・。

「・・・は?」

思わず、間抜けな声を、出してしまったけれど

如何して、此処に、子供がいるのだろうと考えていると

のそっと、動く影がいて、此方の存在に気が付き

トコトコと、歩み寄って来る

小さな影・・・

じーっと、此方を見上げて来る瞳に、固まっていると

「・・・父(とと)!!」

其の子どもは、嬉しそうに叫んで、飛び付いて来ます。

「・・・ぁ・?・・ちょ・・・えーと、チビ君?」

小さな子どもは、抱き付いた相手・・・。

彼が途惑っているのも、関わらず

此方を見上げて、一生懸命訴えます・・・。

「あにょね、にーにがね・・・おっきーしないの!!」


ぐりちゃもね、うるちゃもね・・・


みんな・・・おっきーしないの!!


「は・・・、にーに?ぐ、ぐり?うる???」

突然、何を云われたのか、頭の中を巡らし

やがて少年は、恐らく、人の名前だと

きっと、此処で眠っている、子供達の事だろうと

理解出来たのか、小さな子の訴えに・・・

気持ち良さそうに眠っている、彼らを見ます。

今の自分より、年下そうな少年達・・・。

起こしてやるのも、可哀想だとは思いましたが

取り敢えず、この小さな子どもの訴えを

聞く事にしました・・・。

彼は、薫君と同じ目線になるように、屈み込むと

「チビ君、にーには、誰なのかな?」

其の言葉に、薫君は、嬉しそうに笑い

そして・・・

「あちょこ!!」と云って、眠っている

修矢君を差すのでした・・・。

其の彼を認めて、彼は、薫君に向かって

にっこり、笑うと

「ちょっと、待ってろよ・・・
 直ぐに、叩き起こしてやるからな・・・?」

薫君の傍から離れ、彼らを起こすべく

修矢君達に、ゆっくりと、近付くのでした・・・。
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テーマ:二次創作
ジャンル:小説・文学