ゆえの日常生活と創作小話。
夏企画『狼親子物語(BLEACH)』更新!
2007年08月11日 (土) | 編集 |
『狼親子物語(BLEACH)』更新です!

修矢君達、来ちゃいました!!

今回は、ほんとに・・・長いです。

ネタが尽きないので(笑)

長い目と、広い心で見て下さい・・・。
【狼親子物語/僕らの不思議な時間旅行・4】



ぺちぺちぺち・・・

何かに、叩かれる音が、何処かから、聞こえて来ます。

ぺちぺちぺち・・・ゆさゆさゆさ・・・

「・・・に・・・-に・・・にーに!」

弟の薫君の声に

修矢君の意識が、眠りから、現実へと引き戻されます。

眼を開ければ、其処には、今にも泣き出しそうな

薫君の顔と

心配そうな表情をし、此方を覗き込んでいる

ウルキオラ達の顔・・・。

何度か、瞬きをした後に、身体を起こしながら

「・・・あれ、此処・・・。」

「にーに!!」

嬉しそうに飛付いて来た、薫君を受け止めながら

グリムジョー達の顔を、交互に見遣れば

二人は、ホッとしたように、修矢君を見て

「吃驚させるなよ!」

「ずっと呼び掛けても、起きないから、心配したんだぞ?」


チビだって、凄い心配していたんだぞ・・・。


二人に告げられ、飛び付いて来た、薫君を見れば

クリンとした、大きな瞳の目尻には

涙が溜まっていました。

修矢君は、心配を掛けてしまった事に対し

三人に「ごめん」と、謝りました。

其れから、自分達がいる場所

辺りの様子を見回し

腑に落ちない様子で云いました。

「なぁ・・・俺達、さっきまで・・・水の中にいたよな?」

其の言葉に、グリムジョーも、ウルキオラも頷きます。

先程までは、確かに、自分達は

虹霞の湖にいて、其処で、水の中に引き込まれた筈なのに・・・


目の前には、見慣れた、大きな樹が立っていました。


『巨大虚の樹』


瀞霊の森の中でも、一番、奥深い場所に存在している


この森の『御神木』


「・・・修矢も、そう思うよな?」

「俺達も、不思議に思って・・・」


周囲を見て来たけれど、間違いなく


自分達の前に、現れているのは


『巨大虚の樹』


如何して、この場所にいるのか

何故、別荘の在る場所から

森の中に戻って来てしまっているのか

三人は、互いの顔を見合わせ

「如何云う事だ?!」と、頭を抱え

此の侭、此処にいても、仕方がないので

薫君を連れて、彼らは

この場所から、移動する事にしました。

知らない場所ではなく

歩き慣れている場所なのだから

森の中で迷う事は在りませんが、其れでも

突然の出来事に、彼らは、戸惑いを隠せません。

だって・・・先程迄は、違う場所にいた訳ですから

彼らは、話す事なく、黙って歩きました。

薫君も、修矢君達の、何時もと違う

雰囲気に、気が付いたのか

大人しく、修矢君に、手を引かれ歩いていました。

やがて出口が見えて、彼らは、森の奥から出て来ると

見慣れた風景に、ホッとしました。

此処は、間違いなく・・・『瀞霊の森』

自分達の家が在る場所

自分達の住み慣れている場所です・・・。

子供達は、修矢君の家に向かいます。

別荘にいる、修父に、電話を掛けて

迎えに来て貰おうと思っての、行動でした・・・。
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