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『恋心2/子供の世界(BLEACH)』6更新!

『恋心2/子供の世界(BLEACH)』更新です!

甘い警戒法発令中~・・・。

ベタベタしてしまえ!!
【恋心2/子供の世界6】



「・・・ごめんなさい。」


「良いよ・・・。」


「あたし、泣き過ぎちゃった・・・。」


「気にしてない・・・。」


あれから、ずうっと泣いていた、やちるは

檜佐木の腕の中で、抱きしめられていていた。

彼女が落ち着くまで・・・何も言わず

彼は、抱きしめていた・・・。

泣いてしまった跡を見られるのが、恥ずかしくて

やちるは、先程から、顔を上げず

ずっと、彼の死覇装に、顔を埋めた侭でいた。

けれど、ふと、彼の腕に気付く。

何時も、隊長の証で在る、羽織を

今は、身に着けていなかったのだ。

ゆっくりと、視線を上げれば

袖を切り取られた死覇装から

彼の剥き出しの腕が、目に付く。

この姿を見たのは、何時振りだったろうか?

右腕のアームブレスも、久々に見たような気がする。

左腕に巻き付けていた、副官の証は

既に、身に着けていない・・・。

彼女が、不思議そうに見ているから

彼は、視線で「何?」と、問えば

彼女は、頸を傾げながら

「修ちゃん、羽織は・・・?」

彼は、少しだけ困ったような、笑みを浮かべて

「少し濡れたからな・・・。」


だから、脱いだ・・・。


そう云って、彼が向けた、視線の先には

隊長の証で在る羽織は、椅子に掛けられていた。

彼女は、泣き腫らした目で

「ゴメンネ、あたしのせいだね・・・。」

ポツリと、呟かれた言葉に

「気にしなくて良い・・・其れより、少しは落ち着いたか?」

「・・・うん。」

檜佐木の指が、彼女の髪に触れ

優しく梳いてくれるから

彼女は、彼の死覇装を握り締め

「修ちゃん、もう少し、此の侭でいても良い・・・?」

小さな声で、告げられた言葉に

彼は、小さく笑みを見せ

「良いよ。」と、答えてやるのだった・・・。


彼の腕に包まれている


温かい時間


キスを強請ったのは


どちらが、先だったのだろう・・・?
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テーマ : 自作小説(二次創作) - ジャンル : 小説・文学

Tag : 小説