ゆえの日常生活と創作小話。
『雨の散歩と子猫(BLEACH)』14完結編更新!
2007年05月01日 (火) | 編集 |
『雨の散歩と子猫(BLEACH)』完結編更新です!

甘い話も、此れで・・・お終いです。
【雨の散歩と子猫/14】


あの日から、あたしと、修ちゃんの間は・・・

少しずつ、変わっていきました。

あたしは、修ちゃんに甘えたり

我が侭も云える様に、なりました。

大抵の我が侭は、修ちゃんは聞いてくれるけど

駄目な時は、駄目だって、ちゃんと、叱ってくれます・・・。

お仕事に関しては、相変わらず忙しそうですが

でも、前と違うのは・・・

あたしが休みの時は、緊急会議が、少なくなった事。

此れは多分、剣ちゃんが

山本総隊長に言ってしまったせいだと思う。

云える所が、凄いよね・・・流石、剣ちゃん!!

後、何時も、修ちゃんを引き止めてる

四人組みにも、睨みを利かせてるみたい。

だけど、時折、十番隊の日番谷隊長が

凄く、恨めしそうに見ているから

気になって、乱ちゃんに聞いてみたら

乱ちゃんは、笑いながら

「ほっといて良いわよ・・・うちの隊長
 修兵に、甘えたいだけだから・・・。」


お兄ちゃんを取られた様な感じって、トコかしら?


隣の隊だし、何かしら、交流は在るだろうけど・・・。

意外だったかな・・・修ちゃんが、副隊長の時から

裏で、交流していたなんて・・・。

・・・修ちゃん、面倒見良いものね・・・。

今度、日番谷隊長も誘って、皆で、お茶してみようかな?

どんな感じなのか・・・見てみたい

気がするなんて言ったら、怒られるかな?

でも、此れは・・・内緒ね?

其れから・・・修ちゃんが、休みの時は

九番隊の人達が、詰所に『出入り禁止』と、宣言して

ホントに、急用な時以外は

呼び出しをしないと、言い切って、修ちゃんにも約束させた事・・・。

修ちゃんは、渋々、了承したみたいだけど

あたしとしては・・・ちょっと、嬉しかったりする。

だって、其の分、彼と一緒にいられる訳でしょ?

あたしの、お休みは限られてる。

学院が、お休みで無い限り

寮生活で、此処を離れているんだもん・・・。

離れている、其の時間だけ、彼の傍にいたい・・・。

其れは、きっと・・・あたしだけじゃないよね?

「修ちゃーん!!」

「のわ!!」

あたしが後ろから、飛びつけば、彼は、前のめりになって

辛うじて、倒れる事だけは、免れたけど

水槽の硝子に、ぶつかりそうになってた・・・。

彼は、困ったような笑みで

水槽に映ってる、あたしを見ながら

「やちる・・・どうした?」

そう告げるから、あたしは、ギュウッと

修ちゃんに、抱きついて・・・

「もう直ぐ、イルカさんのショーが始まるよ?」

上目遣いに、彼を見上げれば

「判った・・・行こうか?」

彼は、綺麗な笑みを浮かべて、あたしに言葉を返すの。

「うん・・・。」

あたしの手を繋いでくれた、修ちゃんを

あたしは、イルカさんの、プールに案内するの。

迷わないように・・・。





(おまけ・・・)

「修ちゃん・・・大丈夫?」

「・・・一応な。」

ゴメンネ、修ちゃん・・・此処にいる、イルカさん達が

悪戯好きだなんて、知らなかったの・・・だって、まさか・・・。

大量の水を掛けるなんて、思わないじゃない?

咄嗟に、あたしを庇ってくれた、修ちゃんは

其の水を思いっきり、被ってしまって・・・濡れている状態。

スタッフの人が、濡れてしまった

お客さん用に、タオルを渡していて、修ちゃんも其の一人。

軽く、噴き終わると、修ちゃんは

スタッフの人に、借りていたタオルを返して、其れから

観客席に居た、あたしの所まで戻って来れば

「外に行こう・・・日に当たれば、何とかなるだろ・・・。」

外を見れば、お日様は、明るい光を投げ掛けている。

こんな良い天気の日は、室内だけじゃ、勿体ないよね?

あたしは、笑顔で頷いて

修ちゃんと、手を繋いで、水族館の外に出たの・・・。

海の風は、気持ち良くて

あたし達は、お日様の下を散歩したの・・・。


温かい光を、感じたの・・・。


ねえ、もう迷わせないでね?


あたしを捕まえていてね?
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