FC2ブログ

『恋心・・・(BLEACH)』4更新!

『恋心・・・(BLEACH)』更新です!

とうとう、自覚してしまいました・・・。

此れ、実は、第一弾って書いたら、怒る?(何だ、其れは?!)



【恋心・・・/4】



彼の前だと、どきどきしている、自分がいて


顔を会わせると、真っ赤になっていて


沢山、話せていたのに


何時の間にか、話せなくなっていて


沢山、触れていた温もりは


何時しか、手放してしまっていた・・・。


最後に残っているのは


困ったような笑みを浮かべた、彼の記憶だけ



このどきどきや、この感情は・・・

親代わりで在る、更木の傍にいる時や、自分のお守役でも在る

斑目達の傍、其れに、他の隊の人達の傍でさえ、起こらない。

だけど・・・彼を前にして


あんな想いが、沸き起こっていたのは?


やちるは、自分が初めて


・・・檜佐木修兵に、恋を抱いていたのだと・・・


乱菊に告げられた、言葉の数々で

初めて、知るのだった・・・。


「・・・其れが、恋って、云うものなの?
 乱ちゃん・・・。」

やちるの言葉に、乱菊は頷き、優しく、彼女を見ながら

「そう・・・其れが、恋と云うものなのよ。
 思い当たる節が、在ったかしら?」

やちるは、頷く・・・。

彼の前で、起こっていた感情も

あの時、彼が言っていた、言葉で

如何して、自分の心が痛かったのか・・・。

其れも、判った様な気がした。

自分の好きな人が

他に、気になる子がいると、云った事に対して

自分は、悲しかったのだ・・・。


大好きな彼に、自分は、見て貰えないかも知れないから


この想いは、告げる事が、出来ないかも知れないから


「ねえ、乱ちゃん・・・あたし、如何すれば良いのかな?」


彼が好きだけど・・・


彼には、他に、好きな人がいるんだよ?


乱菊は、彼女の瞳を見ながら

「あんたは、其れで良いの?
 彼に、自分の想いを告げないままで
 それで、諦めが付くの?」

其の言葉に、やちるは、頸を振り

「・・・諦めたくないよ・・・でも
 あたし・・・大人の女性じゃない・・・
 乱ちゃんみたいな、大人じゃないもん・・・。」

ポタポタと・・・透明な雫が、瞳から溢れて来る。


彼は、自分より離れていて・・・


子供の自分は、きっと、相手にして貰えない。


相手にして貰ったとしても、きっと


其れは(妹)とか(家族)みたいな感じでしか


見て貰えないだろうから・・・。


彼に想われている人は、きっと、自分より


素敵な人なのだろうから・・・。



フワリと、空気が変わる。

見上げれば、乱菊が、傍に来て、自分を抱きしめてくれていた。

「・・・乱ちゃん?」

乱菊は、やちるの瞳から溢れ出ている、涙を拭ってやりながら

「其の人の事が、好きで、諦めたくないのなら・・・
 相手に、ちゃんと、あんたの想いを告げなさい。
 やちるが、真剣に、其の人に対して、想いを伝えれば
 相手の人も、きっと、答えてくれるから・・・。」

ぐすぐすと、泣きながら

「子供の、あたしでも?ちゃんと、云ってくれるかな?」

ほんとに、答えてくれるかな?

乱菊は、クスリと笑い

「外見なんて、関係ないわよ・・・。相手に対して
 あんたが、どれだけ好きなのか、伝えれば
 ちゃんと、其の想いを、受け止めてくれるから・・・。」


大丈夫・・・自信を持ちなさい・・・。


やちるは、良い女なんだから!


あんたが、振られたとしても


きっと、やちるを、其の侭、愛してくれている人がいるから・・・。
スポンサーサイト



テーマ : 自作小説(二次創作) - ジャンル : 小説・文学

Tag : 小説 BLEACH