ゆえの日常生活と創作小話。
『チョコ★ぱにっく(BLEACH)』2更新!
2007年03月10日 (土) | 編集 |
『チョコ★ぱにっく(BLEACH)』更新です!

やちるちゃんの年齢は、良く判りません(笑)

一杯喋らせてあげたいな・・・。

恋次君は人前では(さん)付け、そうでないときは(先輩)と言う。

【チョコ★ぱにっく/2】



何時ものように、やちるが、ちょこんと・・・

ソファに座るのを、見てから

隣の部屋へと向かう・・・。

給湯室で、慣れた手つきで、お茶を用意し

彼女の大好きな、色取り取りの、金平糖を用意していて

ふと思い出す・・・。

棚の中に、現世からの、土産だと言って

嬉しそうに、己に、其れを渡しに来た、紅い髪の後輩・・・。

「疲れている時は、甘いモンが良いんすよ!」

今の先輩には、必要っす!!と、拳を握って、力説していた。

旅渦の少年・・・黒崎一護と、つるむようになって

後輩は、現世の甘い物の、存在に気が付き

一護や、井上織姫から、色々と聞き出しては

彼方此方、行っているようで

此れも、其の内の一つで・・・確か

「此れ、チョコレートって云って・・・すんげー美味いっす!!
 面白いですよねー、一護の話だと、二月に、バレンタインと言って
 変わった行事が在って、其の日は、女の方から好きだって
 告白する日が在るらしいですよ。
 そん時に渡すのが、このチョコレートなんだそうです。」

そう説明を付けてくれた、紅い髪の後輩。

此れを渡してくれた後

又、直ぐに、現世へと、戻って行ったけれど・・・。

何をしに、帰って来たのか、疑問が残るけれど・・・

此れを一人で、食べ切れる、自身も無いから

「・・・変なモンじゃないよな?」

綺麗に包まれていた、包装用紙を取り外しながら

後輩から貰った土産を、金平糖と共に、出してみることにした。



「修ちゃん・・・此れ何?」

お茶を入れて来た後、彼女の前に出された、お菓子は

何時も、見慣れているモノと、全く、見た事が無い

綺麗な形をした、幾何学的な模様や、綺麗な包みに包まれた

見慣れないお菓子・・・。

又、花の形を模ってあるモノ等・・・。

目の前の彼女は、瞳をキラキラさせながら、興味津々。

「うん、お土産で貰ったんだけど・・・チョコレートって云う
 現世の甘い、お菓子だって、阿散井が云っていた。」

其の様子が可愛くて、思わず、笑みを浮かべてしまう。

「食べても良いの?」

「どうぞ?」

やちるは、目の前に出された、チョコレートを見て

どれからにしようかと、迷っていたが、彼是悩んで

彼女が、手に取ったのは、花の形を模った、チョコレート。

「いただきまーす!」

はむっと、口にして、もぐもぐもぐ・・・。

けど、其の表情は、凄く嬉しそうで

見ていて、此方も、顔が綻んでしまう。

「修ちゃん、此れ、美味しいよ?
 凄く甘くて、お口の中で、溶けて行っちゃうの・・・。」

「そっか・・・良かったな。」

ニコニコと笑いながら、やちるに言えば

やちるが、先程、自分が選んだ、同じ物を手に取り

ハイ・・・と、檜佐木に差し出す。

「俺は良いから、やちるが、好きなだけ、食べたら良いよ。」

そう告げても、彼女は、頸を振って

「修ちゃんも!」

と言って、ズイッと、突き出す。

一度は断りを入れたけれど、きっと、彼女は、己が受け取るまでは

引かないだろうから、彼女の行為は、素直に受け取る事にした。

「うん、ありがとう・・・。」

と言って、受け取ろうとして、手を差し出したけれど

其の途端、やちるが、手を引っ込めて

悪戯を思いついたような、表情を見せ

檜佐木は、頸を傾げながら、やちるを見れば

彼女は、ニコッと笑いながら

「修ちゃん、手じゃないよ?」


あーんって、したげる!


嬉しそうな、顔をしながら、あーんしてと云って

チョコレートを、差し出して来る。

「やちる・・・普通にしてくれた方が
 俺としては、助かるんですが・・・?」

「だーめ!やちるが、食べさせてあげるの!!」


だから、修ちゃん・・・あーんして!


無邪気な笑顔で、此方を見て来る彼女・・・。

一度云った言葉は、どんな事をしてでも、貫き通す彼女だから

きっと、己の言葉も、却下になるだろう・・・。

仕方ないなと、思いつつ、苦笑いを浮かべながら

檜佐木は、やちるを見ると

「・・・一回だけな?」

「うん、勿論!!」

やちるは、嬉しそうに、返事をすると

檜佐木の向かって、チョコを差し出す。

差し出されたチョコを、口の中に入れてみれば

自然と、溶けていき、甘い味が、口の中に広がる。

「・・・甘い。」

ポツリと、呟いた言葉に、やちるが、満足そうな笑みで

「でしょ~?」

そう云って、彼女は、もう一つチョコへと、手を伸ばす。

選んだのは、綺麗な紙に包まれた、四角い形をしたチョコレート。

其れを笑顔で、包みを開けながら、中身を取り出すと

ぱくん・・・と、口の中に入れる。

其の顔は、幸せそうな顔で、好きな物の一つとして

彼女の中に、チョコレートも含まれたようだった。
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