ゆえの日常生活と創作小話。
天使・if ネタ………の更新
2016年10月25日 (火) | 編集 |
かぼちゃの季節なので

もうそろそろ

ハロウィンネタに手を付けたい。

昨年は(女王)様っぽく書いたけど、今年は如何しよう(笑)

かぼちゃの魔法で、迷宮っぽい世界を書きたいな。

今回は、短めです。




『 惺嵐学園編:3 (突発イベントは、当たり前です!!) 』




藤城にされるが侭でいた一夜だったが、ある事を思いつき、くいくいと彼の制服を引っ張り

此方に意識を向けさせた後、「あの…」と、控えめな声を掛けてみた。

彼は軽く頸を傾げ「如何しました?」と問えば

「あの、藤城副会長の猫耳………俺が付けさせて貰っても良いですか?」

其の言葉に、藤城の瞳が、何度も、ぱちぱちと瞬いた。

まさか一夜が、そう云う事を云ってくるとは思ってもいなかった………ああ、でも

先に己が彼の猫耳を付けたのだから、その反対もあって当然だ。

黙り込んでいる事に不安を覚えたのか、、一夜が気まずそうな顔色を浮かべ始めている。

其れに気付いた藤城は、其の不安を拭ってやるかのように、彼を軽く抱きしめた。

「勿論、良いですよ。」

藤城はテーブルの上に置かれていた、猫耳を手に取り「お願いしますね。」と、一夜に渡した………。

其れから、彼が着け易い様に、少しだけ背を屈んだ。

さらさらしている、髪の毛に引っ掛らない様に

一夜は、そろりとした動作で、猫耳を、彼の頭に付けた………。

ミルクティ色した猫耳は、薄い色素の髪色を持つ、藤城に良く似合っていた。

「如何でしょう………可笑しくはありませんか?」

「藤城副会長、凄く似合ってます。」

鳶色の瞳を、きらきらと輝かせている一夜に

藤城は少しだけ恥ずかしそうに、白い頬を朱に染めた。

「海堂書記に、そう云って頂けると嬉しいですね。」

「触ってみても良いですか?」

「ええ、どうぞ」

一夜が藤城の猫耳を触り「ふわふわし!」と無邪気な笑みを浮かべ感想を告げる。





其の様子を、ずっと見守っていた生徒会の面々はと云えば………



何故だろう?



何だか癒されていく。



此処だけ、マイナスイオン?



というか………穢してはいけない聖域?




彼ら二人の周辺が、ほわほわした雰囲気を漂わせ始めた処で

電話を終えた桐ケ谷が、漸く彼らの許へとやって来た。

桐ケ谷の姿を認めると、龍ケ崎が「お疲れさん。」と労りの声を掛ける。

此方に気を取られ(専ら、藤城と一夜の行動にだが………)

すっかり忘れていたのだが電話の応対は、桐ケ谷に押し付けた侭だった。

其れは会長として、如何なものかと問われそうだが、結局、己を呼ばなかったと云う事は

彼だけで充分、対応出来る案件だったのかも知れない。

其れでも今更だが、一応聞いておく。



電話の相手は誰だと………?




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