ゆえの日常生活と創作小話。
天使・現代パラレル更新
2015年10月23日 (金) | 編集 |
『 天使のキオク 』

鋼鉄の翼・天使の話(現代パラレル)

お試し版みたいな感じです。

ちょっと勢いと思い付きのネタです。

でも、設定は略固まってます。


***** 設定(捏造満載) *****

*海堂忍武(17歳) 海堂家・長男  スポーツマンシップ精神は相変わらず、ややブラコン気味 
                       弟が絡むと、非情にも冷酷にもなれる。

*海堂一夜(13歳) 海堂家・次男  海堂家の天使(笑) 成績優秀で、誰にでも優しく
                       笑顔の可愛い子 兄・忍武の事を(しー君)と呼んでいる。



一夜の性格が全く別物です。許せる方だけ、お願いします(笑)

忍武達は小中高大学まで一貫の、ちょっとした学園都市のような処に住んでいます。

学園は或る目的の為に作られてます。

一夜は普段兄と一緒に通学してるので、お兄ちゃんの部活動が終わるまで

高等部にある図書館で過ごしてます。

一夜が事務員と言ってるおじさんは、実は学園理事で、創立者です。








「しーくん、お笑い番組って……どれ?」



ある日の海堂家

本日両親は、月に一度の、夫婦二人で過ごす日なので

彼等の息子二人は仲良く、お留守番

午前中は、弟と一緒に散歩して

途中立ち寄ったお店で、お昼の材料を購入し

家に帰宅すると、一緒に料理して(勿論、弟のリクエストで、グラタン料理)

まったりと、午後の時間を過ごしていたら

天使のように…………可愛い弟の発言に、お兄ちゃん思わず、ダンベル落としちゃったよ!!

「な……なんで、いきなり、そんな事聞くんだ?」

ダンベルが、足に直撃して、地味に痛い…………だがしかーし!!

今は、そんな事に構っていられるか!!

兄の問いに、弟は同級生の顔を思い浮かべ

「今日のテレビ番組に、飛翔君達が出るって言ってたんだ。」


でも俺、余りテレビ見ないから…………だけど、しーくんなら知ってるでしょ?


にっこりと笑みを浮かべて云うものだから

兄としては、弟の願いを叶えてやりたいが……その願いの相手が

彼奴ら……鷲崎飛翔達だと思うと、如何しても素直に云ってやる事が出来ない。

だが兄のそんな思いなど、此の弟は知る筈もなく

「しーくん、どれなんだろうね。」

一生懸命、新聞のテレビ欄を見てる姿を、目にしてしまえば

「………見せて見ろ。」

可愛い弟の頼みを(NO)と云えない、自分がいる。結局、己は彼に甘いのだ。

一夜から新聞を受け取って、テレビの番組表をチェックしてやる。

朝の番組から夜まで……色々チェックして、此れかなと思う番組に検討をつける。

「多分、此れだな(超絶叫マシーンVS最恐心霊スポット 笑いの神は舞い降りるか!!)」


…………って、なんだ、此の取って付けた様な、番組内容は!!


思わず、ぐしゃりと力が籠って、新聞紙に皺が寄る。

横から覗き込んでいた一夜は、真剣な顔つきで

「絶叫マシーンで、どうやって笑いを取るんだろう?心霊スポットだと、誰を相手にすればいいの?」

弟よ、其れは……俺も同感だ。と心の中で吐露しつつ、クシャリと彼の頭を撫でた。

ソファに、ちょこんと座っていた、弟の躰を抱き上げて、自分の膝の上に乗せる。

「しーくん?」

こっちを見上げる、鳶色の瞳に、笑い掛けて

「訳判らない番組より、こっちの方が良さそうだぞ?」

そういって普段から、お堅い番組ばかりやっている、チャンネルの処を示して

生き物の生態番組を示せば、案の定、そっちに興味を示した。

其の様子に、小さく息を吐いて、肩の力を抜く。



なるべく弟(一夜)と、彼等を係わらせたくない……そう思っていても、彼らは勝手に、此方の領域(テリトリー)に侵入してくる。


今の穏やかな日々を、彼に……一夜に過ごさせてやりたいと思うのに


忍武は上を見上げ、ぽつりと

「……一回絞めるか」

脳裏に描く彼らの姿……あまり最良とは言えないが、彼を…………一夜を守る為だ…………。


此方の方法で、彼らに判らせるしかない。


其れが、此方のルールだ。





弟に視線を走らせば、もう新聞は見ていない。

新聞の代わりに見てるのは、朝の散歩で途中で立ち寄った、本屋で買った、文庫本を読み始めている。

最近図書館でよく会う、事務員のおじさんから勧められた、本だと云っていた。

事務員のおじさんというのが気になるが、その辺りは部活動のマネージャーに確認すれば、直ぐ判るだろう。

一夜に害が無ければ、それでいい。

壁に掛けてある時計を見れば、もう直ぐ良い時間になると示している。

弟の頭を撫でつつ、忍武は、お茶請けは、何があったかなと考え

そうして………

「一夜、お茶の支度するから、手伝ってくれるか?」

「うん!」

嬉しそうに笑って答える、弟の頭をもう一度撫で、二人は仲良くキッチンへと向かうのだった。





(おまけ、おまけ)

次の日、学校の教室内

一夜の座っている席には、此のクラス唯一の、芸能人ともいえる

お笑い芸人コンビ(いかちゃん・ひいちゃん)こと、鷹城電光と鷲崎飛翔の二人が集まっていて

「なあなあ、一夜……わいらのでとった番組、見てくれたか?結構いけたと思うんやけど。なあ、飛翔?」

「如何だった?俺達、結構頑張ったと思うんだけど……一夜、面白かったか?」

キョトンとした顔で、彼らを見ていたが、やがて申し訳なさそうに

「……ごめん。昨日は、しー君と一緒に、動物の番組を見てた。」

一夜の言葉に、二人は、ガックリと崩れ落ち、心の中で叫んでいた。

「「………っ!!((あんの兄貴(ブラコン)があああああ!!))」」

何故か拳を握り締めた侭、涙目の彼らに、一夜は隣にいる友人に

「カイル、なんか二人とも落ち込んでるんだけど……」

「気にする事ないだっちゃ!(飛翔殿達、甘いでござる。まだまだ修業が足らぬでござるんば!!)」



落ち込んでいる二人には

更に、此の後どん底に落とされる出来事が待っていたとか、いないとか…………?






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