ゆえの日常生活と創作小話。
天使の続きを更新してみたり
2015年09月09日 (水) | 編集 |
「言葉のいらない約束」

第二話目更新です。

鋼鉄の翼を持つ、彼らのお話です。



イーグルとクロウって、過去世から色々とあるようで

その辺の描写は、アニメでは

ちょこっとしかなかったんだけど、漫画とか、小説だったら……もう少し、書いてあったのかもしれない。

中古で、また入ってこんかな~~~。


うんまあ……過去世の話も、色々と妄想してます。

でもそれの場合、ちょっとだけ色が入るかもしれない。




ライディーン・イーグルと、ライディーン・クロウ


此の二人は


お互いの立場が、対照的だと言っていいだろう……………。



超魔を倒す為なら


仲間を含め、誰も犠牲を出したくない戦い方をする、イーグル達


己達を含め、多少の犠牲が出ても構わない戦い方をする、クロウ達



常日頃から、何かと対立し反目しあう、彼等ではあるが

(共闘)という形と為れば

イーグル達…………飛翔達にとっては、心強い味方には違いなかった。




「ブラッドソニック!!」

ライディーン・ブラッドから放たれた、超音波の波動が

超魔を捕らえ、一瞬の隙が生まれた。

クロウは透かさず、アーザスの名を叫んだ。

彼の言わんとしている事が解っているのか、アーザスが「心得た!!」と短く返事をし

アーザスビュートを放ち、超魔の動きを封じた。

幾重にも捲かれたモノを断ち切ろうと、必死の抵抗を見せる。

けれど、動けば動く程、もがけば踠程

其れ等は、どんどん、超魔の躰に食い込んでいく…………。

イーグルとクロウは、其々の武器を握り締めると

超魔に向かって跳躍し

イーグルソードと、クロウソードを翳し

イーグルは上段から、クロウは下段から、超魔の躰を斬り付けた。

超魔の表情が歪み、やがて大きな爆発を起こした。

超魔であったモノの欠片が、彼方此方へと飛び散っていく。





両ライディーンチームの力を合わせ、超魔を倒した筈……否、倒した筈だったのだが





散りじりに弾け飛んでいった超魔の躰の欠片達が

行き成り、ぶわっと大きく膨れ上がったかと思えば、其れは何故か一枚の大きな布地へと変わり

イーグルとクロウの躰を包み込んだ。

布地に包まれた二人は、周囲を見渡し、状況を確認しようとした。

「な、なんだ!?」

「退け、イーグル!!」

クロウは手にしたままだったソードを、包み込んでいるモノへと斬り付けてみるが

その衝撃が吸収され、内側からの攻撃は意味がない事を知ると

外にいるだろう、仲間に向かって叫んだ。

「ブラッド!!」

けれど外にいる仲間が動くより先に、中に閉じ込められてしまった

二人の方に、変化が現れるのが早かった……。

布地が、どんどん絞られていき、幅が狭くなっていくのだ。

茂垣動く二人の姿が、布地を通して見える。

「クロウ!!」

「イーグル!!」

二人の救出に向かっていた、ライディーン・ブラッドとライディーン・ホークが

彼らの名を叫んだ。

けれど彼らが到着するよりも前に、二人を捕らえていた布地が、一際大きく膨らんだかと思えば

盛大な音と共に弾け飛び、布地の中から白い煙と紙吹雪、リボンや鳩

兎や風船といったものが、沢山飛び出してきた…………。

それらが風の気流に乗り、舞い散る中に…………落下していく、二つの影が見えた。

ブラッドも、ホークも、迷わず急降下を始めた。

あの落下していく二つの影は、イーグルとクロウの二人に間違いはなくて

何があの中で起こってしまったのか解らないが、唯二人の姿を見る限り

変身が解かれているらしく、さらには意識を失っているようなのだ。

此の侭では、地上に叩き付けられてしまう…………!!

その場合、生身である、彼らを待っているのは(死)という名の恐怖だけだ。

だから、その前に、その前に…………其々へと、ブラッド達は手を伸ばした。

イーグルと、クロウの躰を掴み、己達の腕の中へと引き寄せた。

そうしてブラッドと、ホークは地上へと舞い降りた。

彼らから少し遅れて、仲間たちが地上へと降り立ち、ブラッド達の許へと駆け寄った。

「ホーク、イーグルは大丈夫なの?!」

「ブラッド殿、クロウ殿は?!」

ライディーン・ファルコンと、ライディーン・アーザスの二人が

二人の安否を問えば

「心配せんでもええ、見ての通りや!!」

「意識を失ってるだけみたいだからな!!」

能天気な彼らの声に、皆の緊張が解かれ、安堵の表情が浮かんでいた。

彼らの意識回復の為に、此の中で唯一、ヒーリング能力を持つ

ライディーン・フェニックスが

イーグルとクロウの二人に近付き、手を翳そうとして、その動きを止めた。

ブラッドと、ホークの腕の中にいる二人を見て、慌てて声を上げた。

「ちょっと待て……お前達、この姿を見ても大丈夫だと云えるのか?」

「あっ?」と間の抜けた声を上げ、ホークが腕の中にいる、イーグルを見た。

「へっ?」と、同じようにブラッドも又間抜けな声を出し、腕の中にいる、クロウを改めて見た。

そして同時に二人は「「ええーーーーーっ!!」」と、仲良く声を揃えて叫んだ。

彼ら二人が腕に抱いてたのは、幼い少年達であり


ホークの腕の中にいたのは、ライディーン・イーグルこと(鷲崎飛翔)


ブラッドの腕の中にいたのは、ライディーン・クロウこと(南條一夜)





彼らの躰は、何故か、子どもの姿へと変化していたのだった…………………………。








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