ゆえの日常生活と創作小話。
短めですが、更新してみた。
2015年08月05日 (水) | 編集 |

≪ rebirth ≫ 3話目、更新です……。

展開遅めですが

キリの良いところで、更新してみました。

此処二日間は、真夜中の更新ですね(笑)

長兄、基本女性には甘いような気がする。


*苦手な方は、畳んでくださいね?









一瞬、何が起こったのか判らなかった。



唯、弟弟子の部屋を開けた時、彼の切羽詰まった声がして


『ヒュンケル、避けろ!!』


『……?!』



彼の周囲を取り囲むようにしていた、光の渦が……………まるで獲物を狙う獣のように、己に向かって来た。



けれど、其の後は…………?







レオナの……彼女の言いたい事も理解出来るが

然し(お仕置き)というのは、如何なものだろうか………?

本人も十分反省しているように見受けられるのだし、此れ以上は、別に必要ないとも思えた。

それに異変が起きた時、咄嗟の対処が出来なかったのは、己が注意を怠ったからだ。

此れは己が招いた失態だ。

「それを決めるのは、ポップの話を聞いてからにしてくれないか?」

「勿論そのつもりよ、私達だって、ポップが考えなしに行ったとは思っていないわ。」

すぐ近くにいた妹弟子でもある(マァム)が、彼に優しい眼差しを向けた。

子どもの姿に戻ってしまった、彼を改めてみる。

ほんの少し前までは、此方が見上げる感じであったのに

まさか数十分後には見下ろす形になるなんて、なんだか可笑しな感じがした。

「気分は?身体の不調はない?」

「……心配ない。」

「本当に?」

心配そうに、此方を見ている妹弟子に、彼は苦笑を浮かべた。

「本当だ。可笑しければ今頃、ポップがもっと蒼褪めているだろう?」

そう言われてしまえば、そうかも知れない。

普通ならば、それで納得もするだろう。

けれど彼女は、彼の性格をよく知っているから

「それもそうね。でも、貴方の『心配ない』という言葉程、信用出来ないものは無いのよ?」

それ判っている?と問われ

「……今は、なるべく強がりを言わないようにしてるんだが」

困ったように彼女を見た後

彼は、レオナの方を見た。それに吊られるかのように妹弟子も、彼女を見た。

二人の視線に、レオナは完璧な笑みを浮かべてみせたまま

「そうね、十回のうち一回は、素直だって言ってあげるわ。」

「……姫」

「やっぱり」

初めて聞く、情けないような声を出した兄弟子に対し

呆れた様な、それでいて仕様がないないなあという風な、顔色を見せた妹弟子と

得意げな顔のした、レオナの視線に

彼は、深い溜め息を吐き、項垂れるしかなかった……。


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