ゆえの日常生活と創作小話。
キリのいいところで
2015年08月04日 (火) | 編集 |
《rebirth》 第2話目更新です。

今回は出演人物が増えてます。

長兄も出てる。

うん、なるべく口調は壊さないようにしてますが

ちょっと違っていたら、御免なさい。

次更新するとしたら、ちょっと違う話になるかもです。







『ポップ君を呼んで来て貰える?』



なんも変哲もない頼み事


偶々皆忙しくて、誰も動けそうになくて、手が空いていたから


唯、呼びに行っただけに過ぎない。








それがこんな事になるとは…………誰が、予想出来た?














「…………此れは、如何いう事かしら?説明してくれる、ポップ君?」





如何か気のせいだと言って欲しい…………目の前にいる

パプニカの女王(レオナ)の顔に、青筋が浮きだっているように見えてならない事を

誰か全力で否定して欲しいけれど、彼の願いも空しく、その願いは叶いそうになかった。

ポップは今窮地に立たされていた。

いや普段からセクハラ紛いな言動と、行動が多い事から、何かしら女性陣に怒られる事は多々ある。(鉄拳制裁も含めて)

けれど、此れ程までの突き刺さるような視線の数々には、晒された事は無い。

何故レオナ達が、ポップを咎める様な視線を向けているのか

その理由は判っているのだ。

何せ其の原因を作ってしまった……惹き起こしてしまったのは、ポップ自身なのだ。

そして、ポップの隣にいる幼い少年は、その原因に巻き込まれた。

ポップの視線に気付いたのか、少年は此方を見上げた。

紫色の瞳が、ポップを見詰めた。

その瞳の視線を受け止める事が出来ず、ポップはそっぽを向いた。

こんな姿に変えられたというのに、彼は、ポップを責め立てない。

それどころか最初に掛けられた言葉は『大丈夫か?』と、己を気遣う言葉だった。



気遣う言葉など掛けなくていいのに


怒って、怒鳴られる方が…………尤、マシなのに


なのに、彼は……………ヒュンケルは、そうしなかった。




隣から溜息が聞こえた。それから其の年齢には、妙に合わない冷静さを漂わせて

「そう怒らないでやってくれ……此れは不可抗力だ。」


まさか呪文が発動している最中だったとは、誰だって予測出来ないだろう…………?


子供特有の高い声ではあるが、発言内容は、到底子どもらしさが欠けている。

けれど垣間見える仕草は、子どもらしいとも言えた。

小頸を傾げ、皆に問う姿は、誰が見ても可愛いものだ。

此れがこんな事態でなければ、もっと癒されただろう…………特に女性陣がだ。

緩みそうになる頬を、無理矢理引き締めて「怒っています」という、顔を取り繕って見せ乍ら

「そうね、誰もが何を、その時してるかだなんて、一々考えないわよね。」

でもねと……女王(レオナ)は、続けた。


「それでも未知の範囲である古代魔法を、いきなり試そうなんてする悪い子には、お仕置きが必要だと思わない?」




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