ゆえの日常生活と創作小話。
揚げ、パパムの話更新…やっぱり長くなった。
2013年05月02日 (木) | 編集 |
うーん、立場的には、彼の方が上官だ。

如何なの?っ、て感じだけど………其処は大目に見て欲しい(笑)

口調も、かなり軽くなっている。やっぱり長くなったので、打った切る!!

そして捏造満載です。小説での立場と、アニメ版の立場を参考にしてます。

けどあの時より、きっと階級は上の筈

参謀の立場は、譲らないと思うけど(笑)突っ込み無しで、お願いします。


じじっと…素直に出せないけど、過保護で親馬鹿、おまけに孫馬鹿





『if:夢の世界(キオ、おつかいにいけるもん・13)』




怪我の手当ても終わり、キオはナディアが用意した

林檎のジュースを飲んでいた。

父アセムの膝の上に、ちょこんと座っているのだから、兎に角ご機嫌なのだ。

其の様子を見ていたライアンだったが、ふと思い出したように

「そういえば、隊長………アスノ司令との打ち合せ、如何なりました?」

ライアンの口から出た言葉に、アセムは「あっ」と短く声を上げ

しまった!!と、言いたげな表情を浮かべた。キオの事で、すっかり失念していたのだ。

此方に連絡が来るまで、己は、父フリットと仕事の打ち合せをしていた事を………

「途中で抜けて来たんだった………。」

はあっと軽く溜息を吐き、額に手を充てる。キオが此方を見ていた。

其の表情は、寂しそうな顔だ。

「とーさん、じーちゃんとこ、いくの?」

「仕事の途中だったからな………ごめん、キオ。ライアン達と待っていてくれるか?」


父さん、すぐに終わらせて戻って来るから、な?


頭に手をやり、軽く撫でれば、キオは、ぎゅうっと抱きついた。

頸を、フルフルと横に振り「やだ…とーさんといっしょがいい。」と云った。

其の言葉に、アセムは、ちょっと困った様な顔を見せた。

「キオ、良い子だから…ライアン達と一緒に待っていてくれないか?」

「やだ。とーさんのそばがいい………じーちゃんとこ、いっしょにいく。」

「一緒にって………父さんは遊びで行くんじゃない。仕事なんだぞ?」

「やだ…。としゃんがいい。」

ぎゅうぎゅうと抱きつかれて、アセムも困ってしまう。

普段なら、こんなふうに我儘は云わない。素直に云う事を聞く子なのだ。

やはり、今日は普段させない事をさせてしまったせいなのだろうか?

いや其れとも、暫く、我が子と顔を合わせていなかった事も、関係あるのかも知れない。

此の侭無理に置いていけば、如何なるか位

容易く想像出来てしまう。それこそ基地ゲートでの、二の舞に為り兼ねない。

きっと又泣いてしまうだろう。否、泣かせてしまうに違いない。

そうなれば、ライアンと、ナディア

二人に迷惑を掛ける事になる。

さて如何したものかと考えを巡らした。

ああでもやっぱり、此処は、そうするしかないかな?

アセムはキオを抱え直すと、立ちあがり

其の侭、扉へと向かった。其の背に向かって、ライアンが呼び止めた。

「隊長、まさかとは思いますが」

「え~!キオ君連れて行っちゃうんですか?!」

「………キオが此処に来ている事、一応知らせておかないとな。」

微苦笑を浮かべ、そういうと、キオを連れて部屋を出て云った。

其れを見送る形となってしまった、ライアンとナディアは、軽く溜め息を吐いた。

「キオ君連れて行ったら………確実に、仕事押し付けられますよね?」

「恐らくな…そうなる前に、先手を打っておくか。」

「あ、若しかして………磯巾着さんにですか?」

「そのネーミング、如何にかした方が良いぞ。」

「えーーーだって、腰巾着じゃ、あからさま過ぎるじゃないですか。」

「だからと云って、海の生物に例えるか、普通?」

「じゃあ、腹黒髭男爵?其れとも腹黒金髪ダンディとか?」

「………ナディア、それも違う。」

それじゃあと云いつつ、今から此方が掛ける予定の

人物の渾名を一生懸命考える、ナディアを尻目に

ライアンは携帯を片手に取り出すと、相手の番号を呼び出すのだった………。






父フリットの元へ向かう為、アセムはキオを連れて、エレベーターが来るのを待っていた。

キオは物珍しいのか、周囲を、キョロキョロと見ていたが

やがてアセムの服を、くいくいと引っ張り

アセムの意識を、自分の方に向けさせた。「如何した?」と云う問い掛けに

「とーさん、AGE-2みちゃだめ?」

AGE-2?」

「うん。おひるたべたあと、みたいっていったら、おこる?」

「怒らないよ。キオが見たいなら、幾らでも見せてやるぞ。」

「やった!!」

屈託なく笑う我が子に、笑い掛けて

勢いよく、高い高いとすれば

キオは声を上げて笑い、ぎゅううっと、アセムに抱き付いた。

エレベータが、二人に来た事を知らせ、それに乗り込んだ。

目的の階数に到着し、エレベーターの中から出ると

其処には、二人を出迎える様な形で、アセムが良く見知った人物がいた。

連邦軍総司令官という立場である、父フリットの忠実な側近

フレデリック・アルグレアス参謀………彼の人だった。

彼はアセム達の姿を見ると、人当たりの良さそうな笑みを浮かべた。

「先程、特務隊の方へ連絡をさせて頂きましたら、此方へおいでになると云う事でしたので」


此処で、お待ちしておりました。


「特務隊へ?何か緊急事態でも?」

アセムの表情が、厳しくなる。父の纏う雰囲気が変わった事に気付き

キオが不安そうに、アセムとアルグレアスの、二人を交互に見上げた………。

其れに対し、アルグレアスは、慌てて軽く手を振った。

「いえ、そうではありませんよ。実は、アスノ司令との打ち合せなのですが」


司令の方に用事が出来てしまいましてね………


それで、アセム隊長との打ち合せを


又後日改めて、お願いしたいと云う事でしたので


其れを伝えに来ただけなんです。





だから、キオ君………………午後から沢山、アセム隊長と過ごす事が出来ますよ?





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