ゆえの日常生活と創作小話。
何時以来の更新だ?
2013年04月15日 (月) | 編集 |
かなり停滞してしまった………。

色々と寄り道して、取敢えず落ち着いたので

こっちを再開(笑)

今回短いです。おまけにオリキャラ出張ってます。

キャラ的には好きな部類だが、ドールさん…妹と姓が違うのだが

此れって如何云う事なんでしょう?

やっぱり義理の妹と考えるべきか?



AGE小説です………苦手な人は読まない様に!!

次は、フラムの予定

『if:夢の世界(キオ、おつかいにいけるもん・7)』






「此方、ドール………了解した。」

レイルとの通信を終え、ドールは駅周辺を見渡した。対象者は、未だ姿を見せない。

彼に課せられた任務内容は

キオが駅構内で迷子にならず、列車を乗り間違えない事なのだが

此の駅の人混みの多さ………此処から改札まで、迷子にならずにいろと?

あの幼い子どもは、無事に通り抜けられるだろうか?

「其処が先ず問題かも知れんな。」

ふむと、顎に手をやる。暫くすれば、キオの姿が見えた。

此の人の多さの中でも、あの白い猫の耳の形をした帽子は、よく目立つものだから

目印としては、良い感じだ。

しかしだ、あの背中の物体は、何だ?

見間違いでなければ、彼の父親が乗っている、機体デザインに見えなくともないが

頸を捻りながらも、ドールは、キオの行動を見守った。

キオは駅構内に来ると、きょろきょろと見渡した。

恐らく先ず、自分が乗るべき番線を探しているのだろう事は、ドールから見てとれた。

そうして、それを見付けたのか、キオは嬉しそうな顔をした。

パタパタと、其方へと向かうと、ハロの形をした鞄から

ロマリーに持たされていた、カードを取り出し、其れをある機械に翳した。

軽快な音が鳴り響く。

それが読みとったのか、改札が開き、キオが其処を通り抜けていく。

キオが向かった番線を確認すると、ドールも同じくカードを翳し改札を潜る。

そうして彼の後を追い掛けた。

キオは階段を上がっていたが、手に持っているバスケットもある為か、足取りはゆっくりだ。

ドールは通行人を装い、手伝うべきかと思ったが

彼が動くより早く、ホーム付近にいた、少女達がキオに近づき話し掛けた。

そうしてキオの手を繋ぎ、一緒に上り始めた。キオが持っていたバスケットは

他の少女が持って上がった。

上まで上り切ると、キオは満面の笑みを浮かべて、ペコリと、お辞儀をすると

「ありがとーおねえちゃんたち」

其の仕草が可愛かったのか、少女達は、きゃあきゃあ騒ぎ始めた。

彼女達の声も目印になるから、何処にいるかなど、直ぐに把握出来る。

しかし後ろから見ると、キオの背負っている………あの物体

アレは若しかしなくても、まさかとは思うが

「………アセム様の機体(AGE-2)なのか?」

白いガンダムは、ゼハートの親友(アセム)が乗る機体しかない。

自分が見知っている分だけに、簡略化ガンダムは何とも云えなくなる。

否、それよりも、何故こんなふうに出来てしまうのか、理解に苦しむ。

「地球種の感覚は判らん。」等とついぼやきたくなる。

が、今は猫耳と此の簡略ガンダムの御蔭で、キオを見失わないで済む。

少女達は、キオと一緒に並んでおり

「ねえ、君、今から何処に行くの?」

「あのね、いまからとーさんのとこまでいくの!!おひるいっしょにたべるの!!」

「えらいね~。あ、お菓子あるよ、キャンディ好き?」

「あめさん、すきーーー!!」

「何味が良いかな?ストロベリーに、ミックス………後はミルクに、グレープ味があるよ。」

「すとろべりーさん!!」

「はい、どうぞ。あ、もう一個上げよう。」

「ありがとー!」

「おとーさん、何のお仕事してるの?」

「とーさんね、これとおなじなの!!」

そういって、キオが背中に背負っている、リュックを見せれば

彼女達は一瞬、頸を傾げたが、けれど「あ、飛行機に乗ってるんだ。」といって

凄いね~っと、囃し立てた。

そうしていると列車が到着すると云う、アナウンスが流れ始める。

ドールは離れた場所から、列車に乗車し、扉付近に立つ。

キオの方を見遣れば、無事乗車出来た様だ。手には、バスケットも持っている。

外にいる彼女達に向かって、手を振っている姿は、何とも微笑ましい。

やがて扉が閉まり、列車は走り始める。

キオは空いている座席を見付けると、其処に座った。

窓側の席は、外の風景が見える。

興味津津とでも言いたげな、表情を浮かべて、ずっと飽くなく、見詰めている。

其の様子に、ドールは(妹)を思い出していた。

小さな頃、出掛ける時、何時も彼女は「にいさま、あれなに?」と、よく聞かれた。

妹の質問に答えれば、きらきらと瞳を輝かせていた。

そんな感じに似ていると、ドールは思った。

各駅に停車する度に、キオはキョロキョロしている。

其れは小動物の行動の様にも見える。

やがて又、列車は走り出す。キオを乗せて、目的地を、目指して走り出す………。

キオが目指していた場所に、無事停車する。

目的地へ着いた場所を知らせる、アナウンスが流れると、キオは席を降りた。

荷物を持って、列車から降りる。

ドールも列車から降りると、彼はキオの姿を追った。

キオは無事、改札を潜り抜けたらしい。

白いリュックが、ゆさゆさと揺れている。思わず口許に笑みが浮かび

ドールは、此の先にいるであろう(妹)に通信を入れた。



「フラムか?ターゲットは無事改札を潜りぬけ、そちらへ向かった。後は頼んだぞ。」




第三関門・列車に無事乗れる事・降りること……………ミッション・クリア



スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可