ゆえの日常生活と創作小話。
パパムの小説更新してみた
2013年03月28日 (木) | 編集 |
前回の続きを

軽く、すっ飛ばしてみました。

うん………(パパム幸せ計画)です。

捏造満載です。本編でいない人が(生存)してたりします。

親友と手を取っていたりします。

ageだけど………苦手な人は、本当に読まないでね?





此の話はあくまで(パパム)の幸せを目指してます!!



そうさ、アセムの幸せを只管願う企画なのさ!!



加筆修正する可能性ありかもです(笑)

ゆえは、此ればかりだな………。
『if:夢の世界(キオ、おつかいにいけるもん・1)』




小さな手を一生懸命伸ばして、画面に映っている人を触ろうとする。

お日様みたいに、きらきら光る色を持っていて

自分と同じ瞳の色をしている、優しくて、温かくて、強い人


「とーさん、いつ、おうちにかえってくる?」


あした、かえる?


『ごめんな、もう少し時間かかるかな。父さんも、キオと母さんに逢いたいよ。』


触れられないと理解出来ていても、やはり伸ばさずには居られない。


大きな手と、小さな手


二つが重なっても、体温は感じる事は出来ない。











大きな蒼い瞳から、ぽろぽろと涙が零れ始めてくる。

「う~~~…としゃんに、あいたい。」

父親と通信を終えた後、キオは、母ロマリーに抱き付き泣いていた。

父に抱っこして欲しい

父と一緒に遊びたい、遊んで欲しい

だけど何よりも

「どーして、としゃん、おうちかえれないの?」

家に帰ってきて欲しいと………一生懸命訴え、グスグスと泣き続ける我が子を

ロマリーは抱いて、宥める事しか出来ない。

「泣かないで、キオ」

涙を拭っても拭っても、涙は止まる気配を見せない。

キオは頸を嫌々と振り、母の肩を涙で濡らした。


「とーさんに、あいたい。」










散々泣き付かれて眠ってしまったキオを、ベッドで寝かせた後

ロマリーは一人、リビングにいた。

最近のキオの愚図り様に、如何すれば良いかと考えていたのだ。




火星圏(ヴェイガン)と長く続いていた戦争は、在る境を以って停戦を迎える事となり

互いが歩み寄り始め『和平』と云う名の道を選び、手を取り合い始めていた。

けれど、総てが、すんなりと丸く納まる訳ではない。

未だに地上も、宇宙も混乱の中に在る。

そう、ヴェイガンとの(和平)に対し、納得をしていない人々もいるのだ。

だから………紛争は続いている。

光の兆しは見え始めたのに、世界は、未だ混乱が続いている。

其れらを止める為に

彼らは………2人は、互いが手を取り合える、世界を目指して奔走しているのだ。

其れだけに、簡単に、ロマリーやキオのいる家に戻って来る事は出来よう筈が無かった。

だが幼いキオにとっては、まだ其れが充分理解出来る年齢ではない。

家に戻って来れない分、通信は毎日欠かさず入って来るものの

キオには寂しい思いをさせてしまっている。子どもに申し訳ないとは思うけれど

其れでもと思う………彼ら二人が、どれだけ望んでいた未来か

ロマリーは知っているだけに、2人を応援したいと思うのだ。

「如何したら良いのかしら………。」

ほうっと溜息を吐いた時、何気なく視線を巡らし、テレビの番組が目に止まる。

其れは、幼い子どもが主役

両親に頼まれた(お使いに行く)と云う内容であり、思わず其れに、彼女の視線は釘付けになってしまう。

そして彼女は、ぱんっと手を打ち「これだわ!」声を発する。

そう云って笑みを浮かべると、ローテーブルの上に置いていた、携帯を手に取った。

メモリ内容から、直ぐに目当ての名前を見付けると、其処に電話を掛けた。

大丈夫、きっと力になってくれる………そう確信を抱きながら

ロマリーは辛抱強く、相手が出てくるのを待った。
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