ゆえの日常生活と創作小話。
新しい話を、更新しちゃったり?
2012年04月20日 (金) | 編集 |

久々に更新してみよう(笑)

鰤で…狼親子です。

オリジナルキャラ駄目な方、修やちが苦手な方は

お逃げ下さい………其の侭、ばっくれて下さい………。

未だ最初の部分だから、甘くは無いが

其のうち………甘くなる筈(笑)

そして、お決まりですが………加筆するかも知んない。









軽い設定としては

檜佐木修矢………22歳(バイトと、学校で忙しい毎日を送っている)

檜佐木薫………12歳(中学に入学してます。)

檜佐木修兵、やちる………相変わらず年齢不詳で、万年新婚いちゃらぶ夫婦





『 SWEET♥SUGARTIME………Ⅰ 』






「たっだいまあ~~~!!」



大きな声で挨拶をした後、薫は

家の中が、否、部屋中が

在る匂いに包まれている事に気が付いた。

其の匂い………其れは薫自身も良く知っているモノ

クンクンと匂いを嗅いだ途端、薫の表情が、一気に綻んだ。

そして慌てて、此の匂いの元へと急いだ。

薫は其の場所に辿り着くのと、略同時に叫んでいた。

「父さん、父さん!!今日のおやつって………若しかして、苺のベリータルト?!」


昨日、ルキア姉ちゃんが持ってきてくれた苺?!


大きな瞳をキラキラとさせ、無邪気に、おやつを聞いてくる薫に

修父は苦笑を浮かべつつも、肯定の返事を返した後

「お帰り、薫君………今丁度出来上がった処だよ。」

そう指示せば、薫は嬉しそうな笑みを浮かべ、修父の傍迄来ると

テーブルの上に乗っている、綺麗に盛り付けられたケーキに視線を向けた。

薫は、じぃーっと、ケーキを見詰めた侭でいたが、やがて

「父さん………俺、こっちのおっきい方、切り分けて欲しいな。」

駄目?と頸を傾げ、甘えてくる末っ子に、修父は困った様な笑みを浮かべた。

彼の大きい方というのは、恐らくほんの少しだけ、大振りな苺を載せてある側の事だろう。

修父が何かを言おうとした時

がこん………と、薫の頭には、容赦なく拳骨が落とされていた。

「いっだあああ~~~!!」

「………?!」

頭を押さえ其の場にしゃがみ込んだ薫は、拳骨を落とした人物を、恨めしそうに見上げた。

薫に拳骨を落とした人物………其れは兄(修矢)の姿が其処に在った。

「何すんだよ、兄ちゃん!!」

「薫が一人抜け駆けしようとしてるからだろ。」

ひらひらと掌を振って見せ、軽く舌を出す兄(修矢)に

薫は立ち上がり、ぷうっと頬を膨らませたまま

「だからって、何も拳骨を落とさなくても良いじゃ無いか!暴力反対!!」

「暴力じゃない、注意したまでだろ。それより、薫………おやつ食べる前に、ちゃんと手を洗ったのか?」

「………え、未だだけど?」

怒っていた感情を逸らす様な物言いに、薫が答えれば

修矢は、ふうん………と軽く返事を返した後、にやりと口角を上げて

薫に云い放つのだった。

「じゃあ、さっさと洗ってこいよ。でないと、俺が美味しい部分貰うぞ?」

修矢の宣言に、薫の表情は一気に青褪めていき

ぶんぶんと、千切れんばかりに頸を振り「そんなの絶対に、嫌だあああああ~!!」と叫ぶと

泣きそうな表情を浮かべた侭、手を洗う為、洗面台へと急いだ。

修矢に、苺を………大きめな苺を取られたくないが為、唯、其れだけの為にだ。

末っ子の慌てる様に、修矢は、プッと軽く吹き出し、笑いを堪えていた。

肩を震わせている我が子に、修父は溜息を吐いた後

コツンと、軽く………修矢の頭を叩いた。

「…って!」

「余り揄なよ、修矢」

「はーい」



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