ゆえの日常生活と創作小話。
七夕小説、鰤更新
2011年07月07日 (木) | 編集 |

七夕を、イメージした

和菓子って………美味しそう。




虚圏親子更新です。

藍染様、相変わらず酷い扱いです。

グリムジョーと、仔修しか略出てません。

苦手な方は、お止め下さい。




『ちいさな願い………』




何処を見渡しても


此の空には


明るい星星はいない



唯其処にあるのは………何処までも続く漆黒の天空だけ











「何見てるんだ、修兵?」

「ぐりちゃ…あのね、お空見てるの。」

修兵から(空)という単語を聞き

グリムジョーは、此の窓から見える空の景色に眼を刳れた。

だが空は暗闇に包まれているだけ

何が一体面白くて、これを見ているのだろうか………。

此処には何も在りもしないのに、修兵は何を思って空を見ているのだろう?

「何もねえ空見て、楽しいか?」

「………ぐりちゃ、あのね(七夕)ってしってる?」

「んなんもん、俺が知る訳ねえだろ。」

きょとんとした顔で、傍にいるグリムジョーを見上げたが

えへへへ………と、笑うと

「かなちゃがね、云ってたの。七夕は(おりひめ)様と(ひこぼし)様が」


一年に一度だけ会える日なんだよって………とっても、大切な日なんだって





逢いたくて…逢いたくて…如何しようもない位


二人は逢いたいのを我慢して………漸く二人は、逢えるんだよ。




「ふうん、それとお前が此処を見上げていた事に、何か関係しているのか?」

グリムジョーの尤もな疑問というよりは

彼からすれば、きっと現世に残る風習や言い伝え等、如何でもいい事なのだろう。

修兵はぷうっと一寸だけ、頬を膨らませたが

それでも完全な、ご機嫌を損ねている訳でもないらしく

隣に座っていた、グリムジョーの膝の上に攀じ登ると

彼と向き合う様に座り

其の小さな両の掌を、グリムジョーの頬に充てた。

そして、小さな頸を傾げて

「おりひめ様も、ひこぼし様も………お空がね、晴れている時しか逢う事が出来ないの。」



虚圏は…雨が降らないでしょ?


だからね…二人ともこっちにきたら


ずうっと、逢えるでしょ?




にこにこと屈託なく笑う修兵に、グリムジョーは、一笑に伏す事等出来る筈もなく

単なる言い伝えにしか過ぎない、二人の存在を心配している

優しい子どもの頭を撫でてやりながら




「今度、藍染のおっさんに…二人を連れて来て貰うか?」

「あい!!」






















(おまけ………)


その後、修兵に

おりひめ様と、ひこぼし様を連れて来て欲しいと強請られ

修兵猫可愛がりな

藍染様は、断れる筈もなく

何故か姫違いの…井上織姫と、黒崎一護を虚圏に連れてきてしまい

盛大に、修兵に大泣きされる羽目に陥り

暫く、口を聞いて貰えなかった日々が続いたそうな……………………………?











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