ゆえの日常生活と創作小話。
後で書き直しもあるかも……
2010年07月15日 (木) | 編集 |
鰤パラレル・狼親子物語更新です……。良く良く考えたら、此れって番外編だよなあ。

苦手な人は、注意ですよ~!!

今回は、弓親さんが出ます。



『The metting of the two-love stars /2』









此れを書いている時に聞いてるのは

少女-ロリヰタ-23区

(CERAMIC★STAR)(ホシノカケラ)

元々は(ホシノカケラ)だと思ってたけど…書いてたら、CERAMICのほうが前半楽しい事に気が付いた。

後半部分が(ホシノカケラ)になるんだよ…多分。


「お前…細かい作業が苦手だからって、物には、限度ってものがあるだろうが!!」

「仕方が無いっしょ!細かい作業苦手なのは、先輩だって承知っすよね?」


だから慎重にすればする程、つい力が入っちまうし…破けちまうし………。


ブツブツと云っている恋次に、軽く溜め息を吐き

修兵は困ったような表情で云いました。

「だけどな、幾ら不器用だからって…何処の世界に折り紙用紙の束、二つも駄目にする奴がいるんだよ。」


何処をどうやれば、此処までになるんだか………。


修兵の言葉に、やちるも頷きました。

「恋恋…勿体無い、お化けが出てくるよ?」

「出る訳ねえだろ!!」

恋次が云い返した言葉に、修兵は、指を、ビシッと付き付けて云い切りました。

「いーや、おまえん所にだったら在り得る。絶対、あり得る!!」

「先輩まで、やちるの味方っすか!!」

「資源の無駄遣いする、お前の方が悪い。」

「恋恋、ひとりぼっち~。」

「やちる、てめえ!!」

ぎゃあぎゃあと騒いでいる、3人を見て

様子を見に来た、弓親は

一瞬、呆気に取られ固まってましたが

直ぐに何もなかったように、涼しげな笑みを浮かべて

子ども達に声を掛けました。

「なんか賑やかだねえ……ちょっと休憩にしない?」

そういって其々の近くの場所に、冷たいレモネードを置いていきます。

勿論、作業の邪魔にならないように………。

「ラッキー、丁度喉乾いてたんすよ。」

「そりゃ、あれだけ騒げば喉も渇くだろうね。一体何を騒いでいたんだい?」

「弓親さん、聞いてたんすか?」

「……聞こえたんだよ、それで何があったんだい?」

弓親特製のレモネードを、一口飲んでから

やちるはストローで、レモネードをクルクルと掻きまわしながら、弓親に云いました。

「あのね恋恋がね、弓ちゃんが用意してくれた折り紙をね。全部駄目にしちゃったの。」

「……予備で置いてた分もかい?」

修兵達が七夕の飾りを作る時、足らなくなったらいけないからと

弓親は折り紙を多目に用意し、彼らに渡していたのですが

まさかと眉根を寄せて、弓親が「本当に?」と問えば、修兵とやちるの二人が頷きました。

弓親は信じられなくて、そのまま視線を話題に上った、人物に向けました。

恋次は、弓親からも、修兵とやちるの冷たい視線からも逃れるように

唯只管、レモネードを飲んでいました。

弓親は(どれだけ不器用なんだい)と、心の中で呟き

額に手を当てて、こう言い放ちました。

「まったく、一角も不器用な処があるけど、それでも精々一つ駄目にする位だよ。」

弓親の呆れ半分の声に、恋次は笑って誤魔化そうとしました。

やちるは可愛い顔を、むうっと膨らまし、拗ねた口調で云いました。

「修お兄ちゃんが折角教えてくれた、輪っかさん作りたかったのに…恋恋が全部使っちゃうから。」

「好きで全部使ったんじゃねえよ。大体、毎年短冊だけだったのに」


今年に限って、こんな……いっでえええ!!


弓親は、ごんっと、勢いよく拳骨を、恋次に落としました。

「文句いう権利、君には無いでしょ?」

「……はい。」

折り紙が無くて困っている二人に、弓親は、にっこりと笑って云いました。

「心配しなくていいよ二人とも、未だ予備はあるから持ってくるよ。」



但し、恋次君は抜けて貰うから、二人で飾り作って貰って良いかな?



「やった!!」

「恋恋、ずるーい!!」

「ずるくねーよ!」

弓親直々に、七夕の飾りを免除されて、恋次は大喜びですが

残りの二人

特にやちるは不満があるようで、口を尖らせて抗議の声を上げました。

けれども弓親は、恋次の喜んでいる様子を逆転させるには

十分威力発揮できる言葉を、突き付けました。

「喜ぶのは早いよ、二人が七夕飾りを作っている間、君は一角と一緒に」


BBQ準備ね。お肉も野菜も、果物も…半端ない位、沢山切って貰うから…覚悟しててよ?


棟梁が職人さん達連れてくるだろうし、要さんや、藍染牧師様


享楽さんに浮竹さん…忘れちゃいないだろうね?


乱菊さんや市丸店長達も、皆、来るんだよ?


弓親の口から出てくる名前に反応し、一々指折り数えていた恋次でしたが

数えきれなくなったのか、其れとも数えるのが面倒になってしまったのか

とうとう数える事を放棄して、情けない声で悲鳴をあげました。

「そんなあ~!!」

一人真っ白になり掛けている、恋次に構わず

弓親は彼の頸を引っ掴みました。

そして其の侭、ずるずると恋次を引き摺り、上機嫌な様子でリビングから出て行きます。


「さあーてと、恋次君を一角の元に届けたら、すぐに折り紙持ってくるからね~。」


ほーんと、助かるなあ…僕、肉臭さってあんまり好きじゃないから


あの大量の肉、如何しようかと思っていたんだよねえ。


そうそう、後焼く時も手伝ってよね。


僕、暑いの苦手だし、煙臭さも嫌なんだよね。


あー良かった。助かるよ。




弓親から次々と用事を言い付けられる程

恋次の顔は、どんどんと青褪め始めていきます。

此方を見て無邪気に「いってらっしゃーい!!」と手を振る、やちるに

「しっかり、働いてこいよ~!!」と、棒読みの言葉で送り出す

修兵の…二人の姿を目にし




「いーやーだあああ!!せんぱーい、やちる~!!何でも言う事聞くから、助けてー!!」




引き摺られた状態で、助けを求める

恋次の声は

庭でBBQの準備を始めている

一角の元に到着するまで、ずっと聞こえていたのでした………。

スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可