ゆえの日常生活と創作小話。
『HAPPY・VALENTINEⅠ?(東仙隊長と修兵君シリーズ)』更新!!
2009年02月15日 (日) | 編集 |
3話分のお話なんですけど・・・久々に書いたなあ。

季節ネタは、おこちゃまシリーズの方がネタ思いつきますね。

普段べったりくっついてる、修兵君がいきなり離れてしまい

ちょっとショックだった、グリムジョーパパ

此の話しの裏話は、何れ又・・・(笑)




此れって、東仙隊長改め『グリムジョーパパと、修兵君♪』に

切り替えた方がいいのだろうか?

しかし、要ちゃんから無言の攻撃されそうだなあ。
『HAPPY・VALENTINEⅠ?(東仙隊長と修兵君シリーズ)』





未だ、瀞霊廷で、皆仲良く暮らしていた頃

此の季節になると

大人の死神達は

皆、そわそわ、浮き浮きしていて

不思議に思って

お隣さんで、何時も沢山のお菓子を、お裾分けしてくれる

日番谷隊長に聞いて見た事があった。

案の定、冬獅朗の眉間には、皺が寄せられたのは言うまでもないが

彼は軽くため息をつき

自分専用の湯呑みを手に取り、茶を啜りながら

「現世の下らん祭りで、なんでも・・・(ヴァレンタイン・デー)と、言うそうだ。」

「お店一杯出るの?」

「あー・・・そういう祭りじゃなくてだな、なんていうか・・・」

「女の子が、好きな人に告白するんだって・・・素直に云っちゃえば良いんですよ!!」

冬獅朗が云い淀んでいたのに対し

いともあっさりと返し、自分達の会話の中に混じってきたのは

此処の隊で、自分より大きくて

でも、周りに比べたら、未だ小さい隊長の補佐を務めている

十番隊・副隊長(松本乱菊)が、日番谷の後ろで、にっこりと笑っていた。

「ま、松本おおお!!」

「隊長・・・修兵は以前と違って、子供なんですから」


尤判り易く言ってあげなきゃ、駄目ですってば・・・。


あ、それとも・・・もうちょっと、お兄ちゃん風を吹かせてみたかったですか?


彼の怒鳴り声に臆する事なく、口元に手を当て、クスリと笑う。

何を言っても動じない彼女に、冬獅朗は、ガックリと項垂れてしまう。

先程指摘されてしまった行動・・・つまり、図星を差されてしまった訳だ。

余計なこと言うなよと、抗議の意味を込めて

冬獅朗は、恨めしげに、彼女に視線を送るしかなかった。

だが乱菊は、彼の視線など気にする風でもなく

それ処か、未だよく判っていないと思われる

目の前の、小さな子どもの隣に行きと

その小さな身体を抱き上げ、膝の上に座らせると

子供特有の大きな瞳で、此方を見ている

修兵の鼻先に、指を、ちょんっと置き



「この日だけはね、女の子が・・・自分から告白しても良い日なの。」



自分の気持ちを託して



一番好きな人に、チョコレートを渡すの・・・心を籠めてね。






修兵は頸を傾げ

「女の子だけなの?」

「そうねえ・・・修兵は、好きな人いるの?」

「うん、一杯いるよ!かなちゃでしょ?やちるおねえちゃんに、あこちゃに・・・」

満面の笑みを浮かべ、指を折りながら

数を数える、修兵の姿に

乱菊は、意味はちょっと違うんだけどなあ・・・と、思う反面

自分の名前は、何番目に出て来るのだろうと、つい考えてしまう。

そして彼の口から出て来る人達の名前は

此の小さな子どもにとっては

皆大好きで、大切な存在の者達なのだろう。

乱菊は、その細い指を、彼の口元に当て

キョトンとしたままの表情でいる、彼に、にっこりと笑い掛ける。



「そっか、皆大好きなんだ・・・じゃあ、修兵には(特別ルール)を作ってあげる。」



「特別なルール?」



乱菊は悪戯っぽく、空色の瞳を細めたのだった。
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