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修兵さん、ハピバ小説!

『Are you happy?(BLEACH)』更新です!

修兵さん・・・誕生日、おめでとう!!

貴方に逢わなければ・・・鰤の世界を知らないままでした。

先ず、嵌らなかった・・・。

ハピバ第一弾、恋心(修やち)設定で、小説更新です!




私信>ご予約済みなので(笑)お持ち帰り下さい。
【Are you happy?(恋心・檜佐木修兵BD編)】



『ごめんね、修ちゃん・・・。』

伝令神機の向こうから聞こえる

彼女の申し訳なさそうな声・・・。

でも其れは、彼女のせいではないのだから

怒る事など出来ない・・・。

『仕方ないだろう・・・学院の夏季特別補講なら、尚更な・・・。』

俺の事は、いいから・・・しっかり勉強して来いよ?

『・・・ん、判った。』





「それにしても、ツイていませんね・・・。」


折角の誕生日なのに、草鹿副隊長・・・


此方に戻って、いらっしゃらないんでしょう?


都筑第三席の言葉に、檜佐木は、苦笑いを浮かべながら

手元に在る、書類に筆を走らせる。

「学院の補講じゃ、仕方ないだろうな・・・。」

「だからと言って、誕生日を仕事で終わらすなんて
 勿体無いですよ・・・。」


どうせなら隊長・・・


休暇にして、現世にでも、気晴らしに行って来たら、如何です?


仕事だったら・・・俺達で、何とかなりますよ?


「いや・・・それは・・・。」

都筑の言葉に、檜佐木は、丁重に断ろうとするけれど

彼は、ニッコリと、笑みを浮かべ

「隊長・・・此処の所、又、休みとってないでしょう?」

止めと言わんばかりの言葉に、軽く溜息を付きながら

恨めしそうに、彼に視線を向ける。

「都筑・・・どうせ嫌だと、拒否しても
 ・・・聞き入れて貰えないんだろ?」

「当たり前です・・・。
 技局に、義骸申請してますから・・・。」


偶には、一人で、現世に遊びに行って来て下さい。

ほんの少しだけ、考え込み

「・・・そうだな、偶には、良いかもな。」

コトリと、筆を置き、処理済の書類の束に

自分の手元に在った、書類を乗せて行く。

都筑の方を見ると、確認の意味を込めて

「後は任せて、本当に平気か?」

と問えば、都筑は、自信有り気に、笑みを浮かべ

「隊長、愚問ですよ・・・。」


俺達、何十年・・・一緒に仕事してるんですか?


其の言葉に、笑いながら

「すまん・・・そうだったな。じゃあ、任せる。」

「はい、いってらっしゃい・・・。」

都筑に見送られ、彼は、隊首室を後にし

技局へと、向かうのだった。

彼が出て行った後、都筑は、伝令神機を取り出すと

在る処に電話をする。

「もしもし、都筑です・・・すみません。
 お待たせをしてしまい・・・
 ええ、今、やっと向かわれましたので・・・。」


当分、此方には、戻って来ないと思いますよ・・・。


「はい、では、準備の方・・・お願いします。
 我々も、終わり次第、手伝いに向かいますので
 よろしくお願いしますね・・・。」

伝令神機を切り、都筑は

「さて、超特急で、急ぎますか・・・。」


あの方だけに用意させる訳にも、行きませんからね・・・。


都筑は、書類の束を抱え直すと、其の部屋を出て行くのだった。





現世に降り立ったものの、此れから、如何しようかと

檜佐木は、考えあぐねていた。

都筑の提案を、素直に受け入れたけれど

いざ此方に着てみると、何をしたいかなどと

思い付かない・・・。

此方に来る時は、専ら、彼女と一緒なのだから・・・

「・・・黒崎達、如何してるかな?」

橙色の髪を持つ、死神代行の少年の事を思い出す・・・。

神機を取り出し、登録して在る、番号を呼び出し

電話を掛けてみる。

何度目かのコールで、相手が、通話口に出て来る。

告げた名前に、多少、驚きの声が含まれていたけれど

用件を伝えれば、直ぐに、了承してくれた。

待ち合わせは、此処から、然程遠くないと

教えてくれた、モール街の入り口付近。

目印は、大きなからくり時計の前・・・

檜佐木は、其の場所へと、向かい始めるのだった・・・。





一護と合流した檜佐木は、挨拶も

そこそこに、二人は

モール街を見て回る事にした・・・。

何処に行きたいなどと、聞かれても

別に、何が見たいとか、行きたいとか

特に決めていない・・・そう答えれば

一護は、可笑しそうに

「彼女の行きたい所ばっかりじゃ
 自分が見たいモノも、見れないんだろ?」

そう指摘され、苦笑いを浮かべてしまう・・・。

実際、彼女の行きたい所ばかりが、多いので

自分が、興味を持っている所など

殆ど、見ない事が多い・・・。

「じゃあさ、今日は、俺に任せてみなよ?」


絶対、退屈させねえから!!


あ、でも、行きたい事が在ったら、素直に言えよ?


其の言葉に、素直に頷き

「・・・判った、お前に任せるよ。」

一護は、ニカッと笑うと、檜佐木を連れて

ある場所へと、向かい始めるのだった・・。

彼が、一護に連れられて来た場所は

ゲームセンター・・・

確かに、こういう処は、先ず、来ないなと思いながら

二人は、色々と遊び始める・・・。

遊び慣れている、一護から、色々説明を受け

二人は、そこそこに遊んでから

今度は、一護も興味が在る、音楽関係の

店の場所に向かえば、檜佐木も、興味が在る事が判り

二人は、彼是と、色々と話をして行く。

其れから、シルバーアクセサリー関係の所では

檜佐木が、思いっきり、悩んでしまったり

一護は、其れが面白くて、茶化してみたりと・・・

本屋の所では、檜佐木が

本を読んでしまう事に、没頭してしまい

危うく、一護が、舟を漕いで見たり

楽しい時間は、瞬く間に過ぎて行く。

「今日は、付き合せて、すまなかったな・・・。」

「気にすんなよ・・・ってか
 檜佐木さんが、楽しめたか、如何かなんだけどさ・・・。」

「充分、楽しませて貰ったよ・・・ありがとう。」

そう告げれば、一護は、ホッとしたような顔になり

「じゃあ・・・またな・・・。」

「ああ・・またな。」と、檜佐木も、挨拶を交わし

彼は現れた、穿界門を潜り、尸魂界と戻って行く。

其れが、完全に閉じられ、消えたのを見届けると、一護は

携帯を取り出し、在る番号へと、掛けると

「あ・・・俺、そう・・・今、帰ったからさ・・・。」


後は、ヨロシクな・・・?おう・・じゃあな・・・。


通話ボタンを切りながら、一護は、ニヤリと、笑いながら

「思いっきり、祝って貰えよ、檜佐木さん・・・!」





尸魂界に戻った、檜佐木は

其の侭、技局に向かい

義骸を返すと、己の隊舎へと向かっていた・・・。

本当は、詰め所に、顔を出そうかと思ったけれど

出せば、出したで、仕事に手を付けてしまいそうだったから

顔を出すのを止めて、さっさと、隊舎に戻り

休もうと思ったのだ・・・。

自隊の隊舎近くまで来た時、彼の伝令神機が、鳴り始める。

掛けて来た、相手を見れば・・・

相手は、隣の隊の副隊長(松本乱菊)

電話に出れば、彼女は、出来上がっているのか

陽気な声で

「やっと捕まった~!しゅーへー!!
 あんた・・・今から、こっち来なさい!!」


今日は、とことん、飲むわよ~!!


彼女の後ろから、吉良の情けない声が、聞こえ

檜佐木は、頭を押さえながら、場所を聞くと

直ぐに、彼女達の待つ、居酒屋へと向かうのだった。

彼女の告げた、店の前まで来ると

既に、笑い声が聞こえ始めている・・・。

其れも、かなり陽気な声だ・・・。

修兵は、はぁっと、軽く溜息を付き

ガラッと、勢い良く、戸を開け放てば


パアァーン・・・と云う、クラッカーの騒がしい音。


何が起こったのか、状況把握が出来ず、呆然としていると


「お誕生日、おめでとうございます!!」


目の前にいる、見知った顔ぶれに

一斉に言われ

何も、言葉が出なくなる・・・。

未だに、何も云わない彼に、焦れたのか

乱菊は、檜佐木に向かって

「あんた、今日・・・誕生日でしょ?
 偶には内緒で、驚かせようって話で・・・。」


やちる、頑張ったのよ?


乱菊の言葉に、へっとなり、見れば

彼女の隣には、此処にいない筈の、彼女がいた。

「やちる・・・今日、補講って・・・。」

其の言葉に、やちるは、気まずそうな表情を、彼に見せ

「ごめんなさい・・・あのね、此れ準備する為の、嘘だったの。」


内緒で準備したくて


都筑さん達や、イッチーにも、協力して貰ったの・・・。


其の言葉に、檜佐木は、何となく、用意周到すぎる

都筑の行動や、急な訪問にも、拘らず

一護の都合が良かった事など・・・凡て、納得出来てしまった。


「怒ってる・・・修ちゃん?」

此方の様子を伺う彼女に、頸を、ゆっくりと振り

「・・・怒ってない・・・驚いたけどな。」


ありがとうな、やちる・・・。


フワリと、抱きしめれば、彼女の嬉しそうな笑顔・・・。

ギュッと、抱きしめ返して来る、彼女の行動に

此の侭で、いたいなと・・・思うけれど

ぱん・・・と、小気味良く、手を鳴らされ

「はい・・・いちゃつくのは、其処までよ!
 後で思う存分、浸って頂戴!!」

ニコニコと、女神の微笑を浮かべながら

彼女は、二人に声を掛け

「さあ・・・今日は、とことん、飲むわよ、騒ぐわよ!!」

彼女の掛け声で「おー!!」と云う、声が上がり

宴会は、始まる・・・。

「ほら、あんた達、二人共
 ・・・こっちにいらっしゃい!!」

二人とも、席に座らされ

準備をした、彼女の変わりに、取り仕切っている

乱菊に、思わず

苦笑いを浮かべてしまうけど

皆が、楽しそうにしているのを、見ながら

偶には、こんな祝い方をされるのも

良いかも知れないと思う、檜佐木だった・・・。



Happy birthday


Dear 修兵


貴方に、沢山の・・・幸せが訪れますように・・・!
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テーマ : 自作小説(二次創作) - ジャンル : 小説・文学

Tag : 小説 二次創作 BLEACH